1958-04-16 第28回国会 衆議院 文教委員会 第18号
○平田委員 大臣それから局長さんのお考え方はよくわかりましたが、どうかその趣旨をよく御了解いただきまして、できるだけ早くこれが実施されますように、格段の御努力をお願いいたしたいと思います。また私どもの方といたしましても、いろいろとまだ研究しなければならない問題もございますけれども、どうかよろしくお願いいたします。 —————————————
○平田委員 大臣それから局長さんのお考え方はよくわかりましたが、どうかその趣旨をよく御了解いただきまして、できるだけ早くこれが実施されますように、格段の御努力をお願いいたしたいと思います。また私どもの方といたしましても、いろいろとまだ研究しなければならない問題もございますけれども、どうかよろしくお願いいたします。 —————————————
○平田委員 委員長のおっしゃること、まことにごもっともでございますけれども、会期も何か押し詰まっているような感じがいたしているのでございますが、この際大臣もお見えになっていらっしゃいますので、大臣とそれから内藤局長さんにちょっとお伺いをいたしたいと思います。私の提案いたしております法律案についてでございますけれども、これは二十六、二十七と継続審議になっておるのでございます。ところでこれはどういうのかと
○平田委員 議事進行についてお伺いいたしますが、本委員会の法案審議は、いつも政府提出の法案が優先的に取り扱われております。議員提出の法案はなかなか日の目を見ないでおるわけでありますが、これはどうしてそういうふうにおくらせていらっしゃるのか、委員長にお伺いいたします。
○平田委員 昨年のように大へん流感がはやりまして、ほとんど全校全滅というような場合も、これはなまなましい例でございましたけれども、こういうときに養護教諭一人で見回るということも容易でないから、全校あげて受持の先生方は子供たちを注意していらっしゃると思うのですけれども、私はなかなかその目が届かないと思うのです。子供でも持っておられる先生だったら、大てい子供の顔色を見てどうかということもおわかりでしょうと
○平田委員 中学校が二千名と申しますと、地方の方に参りますと、一校で二千名の中学校というのは少い。そういたしますとこれはかけ持ちでございますね。
○平田委員 大臣にお尋ねいたしますが、大体辻原委員の質問で尽きておるわけでございますけれども、文部省の養護教諭の配当基準でございますね。小学校は一千五百名について一人、中学校は二千名に一人ということでございますけれども、この基準案は県の配当基準よりも悪いという調査はできておりませんでしょうか。文部省の方が低いという、そういう御調査はなさっていらっしゃいますか。
○平田委員 そうすると補助は確実に幾らでも出していただけるということでございますね。お申し出があればとおっしゃいますから、そういうふうに地方へ行って申してよろしゅうございますか。二分の一は出ますのですか。
○平田委員 関連して。私は雪の多い東北地方でございますけれども、盲ろう学校の中に屋内体操場を持たないところが非常に多いのでございますが、それに屋内体操場ばかりでなくて、民家を借りて、そしてめくらやおしの子供の教育をするところが多いのでございまして、それがまだ改築も思うようにできない。義務化されておりながらそういう状態でございますけれども、外の運動場も持たない、それから屋内体操場も持たないという盲ろう
○平田委員 私は初中局長さんに一言だけ申し上げたいのです。時間がなくて実は私、立ち上ることを許されなかったのを特別にお願いしたわけでございますが、昨日の午前中、特殊教育の振興促進に関する懇談会が第三議員会館の第一会議室で開かれたのであります。私おくれて参りましたので、文部省の方から出ていらっしゃったのかどうか、ずっと見ておりましたけれども、私のおる間はどなたもお見えになっていらっしゃいませんでした。
○平田委員 次にもう一点お伺いしたいのですが、文部大臣の諮問機関であります測地学審議会では、昨年の七月七日に総会を開かれ、国際地球観測年の三十三年度予算として、南極、ロケット両観測を除いて総額三億四千万円を要求いたしております。この総会ではパリの国際重力委員会から依頼されておりました日本、イタリアの共同重力調査と、東京、メルボルンの重力測定を行うこともあわせて決定して、文部大臣に建議いたしております
○平田委員 次にお伺いいたしたいと思いますことは、ただいまの局長さんの説明で、またさらに三十三年度するかどうかは今後ということでございますけれども、先ほど佐藤委員の御質問に対する島居長官の御説明によりますと、日本の観測地は大へんむずかしいところだということでございまして、それがはっきりとおわかりになっていらっしゃるようでございます。それならばそのような考慮が初めから払われなければならなかったと思うのでございますけれども
○平田委員 関連して、基本的な問題について二、三点お伺いいたしたいと思います。なお私は遅刻して参りましたので、前の河野委員の御質問をよく伺っておりませんので、あるいは重複いたすかと思いますが、その点は御了承願いたいと思います。 まず一点は、昨年の十二月十一日に学術会議南極特別委員会で各部門の主任と文部省の南極統合本部関係者を集めて会議を開き、観測計画延長問題について協議しておられます。その結果、地理部門
○平田委員 大臣にお伺いいたしますが、ただいまの河野委員の御質問に関連いたしまして、女子大学卒業生の就職の門戸がはばまれております。はばまれておるだけではなくて、全然試験さえも受けさせてもらえない実情でございますが、この点についてどうお考えになっていらっしゃいますか、お伺いいたしたいと思います。文部大臣は会社の重役さんでもございませんし、そういったことについて責任を持ってお答えになるということはおできにならぬと
○平田委員 御親切ないい御答弁でございまして、大へんけっこうに存じます。特に内藤局長さんにお願いいたしたいのでございますが、ただいまおっしゃいました五カ年間でぜひこれを完成したいというお考えのようでございますけれども、この点についてはぜひ実現していただくようにお願いをいたしたいと思います。 それからもう一つ希望いたしておきます。ことに中学校卒業生でございますけれども、ただいまも数字であげられましたように
○平田委員 佐藤委員の御質問に関連して大臣にお伺いいたしたいと思います。科学枝術教育の振興につきましては歴代文部大臣の常に力説されたところでございますけれども、その具体策について特にお伺いいたしたいのでございます。教員養成の問題につきましてはただいま佐藤委員から御質問されました。科学技術教育には基礎教育が必要であるということは今さら申すまでもございません。来年度は理科系の学生を千五百名ほどふやされるということを
○平田委員 先ほどから吉田何とかさんとおっしゃったんですが、女の方の患者さんのお名前がたびたび出ておりますね、先ほど人権擁護局の方からも。それで私女の患者さんが非常に多いのじゃないかしらと思ったものですから、大体どれくらいですか。およそでけっこうです。
○平田委員 関連して田中さんにお伺いいたしますが、百四十九名の病原体の接種をされた患者さんでございますけれども、男女の性別比率はどうなっておりますか。男が何人、女が何人。
○平田委員 高等学校の定時制課程は、全日制とともにほとんどすべて校舎を同じくし、定時制独立校もございますけれども、兼務高校の場合が多く、従って五大市立高等学校の場合も管理職の校長はもちろん、教職員につきましても全日制、定時制の間に絶えず人事交流が考えられ、また実施されてきたわけでございます。けれども、その間に、全日制、定時制教職員が、市費、それから府県費であるために、退職金あるいは退隠料とも異動とともに
○平田委員 給与はどのように改善されておるかという御質問でございますけれども、五大都市の行財政規模は、特市問題が起っておりますように府県並みでございますけれども、市民の生活水準に比較しまして公務員の給与も歴史的に考慮され、一般職はもちろん教育職員等につきましても財政面より考慮される優遇措置がとられてきたのであります。従って五大市立高等学校全日制教職員に比較しますと、府県費職員になった定時制教職員は、
○平田委員 お答えいたします。このたび提案いたしました法律案の第一条の趣旨は、神戸、大阪、京都、名古屋、横浜の指定都市の定時制高校教職員の給与が府県費支弁であることは教育上非常な支障を認めますので、市支弁に切りかえるというのであります。 その第一点といたしましては、市町村立学校教職員給与負担法第二条は、昭和二十六年の三月三十一日施行されまして、全国市町村立高等学校定時制教員の給与を府県費負担にすることによりまして
○平田委員 ただいまの御説明非常にごもっともと思いますが、宗谷が予備観測に出発する前に改装しなければならなかったときに、造船ブームで改装はどこも引き受け手がなかったということを私は聞いております。これが問題だと思います。無理に船台をあけてもらって大急ぎで作り直したということを聞いておるのでございますけれども、せっかく大臣が今お述べになりましたあたたかいお気持ちも、これをそっくりそのまま受け入れてもらえるようでなければ
○平田委員 私は専門家じゃございませんので、なるほどほんとうにそうであろうというふうに伺ったわけでございますけれども、統合本部の灘尾大臣にお伺いいたしたいのでございます。いろいろとお話し合いがなされたことでごさいますけれども、政府としてはどういう万全の措置を講じようとなさっていらっしゃいますか。私詳しいお話の内容は、ただ新聞などで知っておるだけでございますが、ちょっと申し上げてみますと、宗谷改装には
○平田委員 このたびの国際地球観測年の予備観測につきましては、基地の設営あるいは氷海脱出など予想されなかった幾多の難関に直面されながらも、本観測のために貴重な体験をお積みになり、本日ここにこうしてお三人をお迎え申し上げて、いろいろこの問題について御報告をいただきましたことを大へんありがたく存ずる次第でございます。私ども全国民は新聞やラジオを通し、ほんとうに耳目をそばだてて予備観測の成功を心から念願いたしておりました
○平田委員 関連して。先ほどの委員長の御説明に、二月の二十六日に専門審議会史跡部会の答申がなされているようでありますが、この答申を資料として御提出をお願いいたしたいと思います。 それからもう一点でございますが、三月の一日に運輸、建設、宮内庁、それから文化財委、四者会議の際の議事録がございましたら、あるいはその他の会議の内容でもってはっきりしたものがございましたら、それも資料として御提出をお願いいたしたいと
○平田委員 ただいま議題となりました市町村立学校職員給与負担法及び地方教育行政の組織及び運営に関する法律の一部を改正する法律案の提案理由を御説明申し上げます。 幼稚園教育は幼児の心身の発達を助長せしめ、小学校入学前の教育として重要な役割を果すとともに大きな効果を上げていることはすでに実証されているところであり、幼稚園教育の重要性が認識されるにつれて幼稚園に入園する希望者は年々増加しているのでございます
○平田委員 このたびの予備観測で本観測の非常にいい経験を積まれたことと思います。いずれお帰りになりましてからいろいろお打ち合せもございましょうから、私、簡単にこの程度にとどめておきますけれども、国民全部にこんなに心配をかけないような、オビ号のような世界最優秀と言われるくらいの砕氷能力を持って、ほんとうに胸のすくような観測をしていただくために、どうか予算をそちらの方に回してりっぱに本観測を遂げられるように
○平田委員 きょうお帰りになることでもございますし、今これから御質問申し上げましても、かえって重複いたすようなことになると思いますので、いろいろ調べたのでございますけれども、簡単に打ち切ります。 もう一点は、荷物が大へん流失したようでございますが、これで越冬に差しつかえないかどうかという点でございます。
○平田委員 私は南極本観測の計画についてお尋ねをいたしたいと思います。問題点を二つにしぼってお伺いいたしたいと思います。私、昨年の予備観測のときに御質問申し上げまして、前文部大臣の清瀬先生がそこにお見えになっていらっしゃいますけれども、あの宗谷の能力では不安心ではないかということを伺いましたところが、それは大体大丈夫だというような自信のあるお答えでありました。これは前の学術局長、今の次官の稲田さんもそのように
○平田委員 そうすると、約二億でございますけれども、飛行機一機作るのに一億二千万、そしてこれらの維持をするのに八千万かと思うのでございますが、そういたしますと、この一機作る費用でもってこの子供たち全部に教科書を与えることもできるわけであります。新しい教科書をかかえて元気に学校に通う子供たちの姿を想像するだけでも何か心あたたまるような思いがいたしますけれども、私は、飛行機一機作るよりも、こうして子供たちに
○平田委員 この七十三万人と申しますのは、いわゆる生活扶助を受けていないボーダー・ライン層の子供でございまして、こういう点から見ますと、まだまだ足りないということになるわけでございますけれども、大体ただいま取り残されておる子供たちに全部配給するといたしますと、どれくらいの予算が必要だと見ておられるでしょうか。
○平田委員 昨年の第二十四国会におきまして、成立をみました就学困難な児童のための教科用図書の給与に対する国の補助に関する法律によりまして、初めて準要保護児童二十一万五千人、これは全小学生の七%でございますけれども、この教科書が無償で配布されることになったわけでございますが、このたびはさらにこの法律の一部を改正して、小学生だやではなく、中学校の生徒にもその適用の範囲を広げられるというのでありまして、まことにけっこうなことでございまして
○平田委員 私台北におりましたときに、これは脳梅毒の方なんですけれども、四十五、六才の方がマラリア療法をされて、幸いにしておなおりになったんです。今も健在でいらっしゃるのですけれども、そのマラリアの病原体は一度入りますとなかなか血液の中からとれない。体力が弱った場合に出るんだそうでございまして、ときどきそのマラリアで苦しんでいらっしゃるというのですが、これは別に医学界の問題にはなっていないのでございますか
○平田委員 関連して。ただいままでの御質問を承わっておりましてふと思いついた質問なんでございますけれども、精神病に対する発熱療法としてマラリアの療法がございますね。そのマラリアの療法の問題については、別に何かこういうきょう御質問になったような問題が起った例はございませんでしょうか。
○平田委員 実験設備を置くということでございますが、河野委員のこの間の御質問に対して、緒方局長さんは、物性研究のためには相当大規模の実験設備が必要であるから、この物性研究所に集中的に施設する。その実験施設としては、この間の速記録の七ページでございますけれども、極低温実験装置、高温発生装置、高圧実験装置、高磁場実験装置等をあげられたのでありますけれども、これは今までどこにも設置されていない設備でございますか
○平田委員 昭和三十二年度から東京大学に附置新設される予定の物性研究所につきまして、その規模、将来の構想等を具体的にお伺いいたしたいと思います。二月二十八日の委員会で、河野委員から御質問がございましたので、重複する点は避けてお伺いいたすことにいたします。 場所はどこに設けられるのでございますか。
○平田委員 私の福島県では、福島大学の学芸学部が本年は百名減らすという事実を聞いております。この四千名というのは最近陳情の人から聞いたのでありますけれども、こういう点については一応御調査願いたいと思います。そしてこれに対しても、これは地方自治体でもって作ったんだから、当分は財政的援助はできないと大臣はおっしゃっておりますけれども、こういう点については特に力を入れていただきたいと思いますが、当分は見込
○平田委員 御趣旨はわかりましたけれども、何だかまま子扱いにしていらっしゃるような気がいたしますが、佐藤委員もおっしゃいましたように、入学試験が困難で、学生が東京の学校に出られない。そこで公立大学の方にはみ出ると言っては、公立大学を私自身が大へん変なふうに申すようになりますけれども、そういう点を緩和する意味でも——いわゆる地財法の適用を受けている県も多うございますので、経営の面でも非常に困っている公立大学
○平田委員 佐藤先生の御質問に関連してでございますが、公立大学は文字通り公立でございまして、補助もなし、借金するところもなし、禁治産者のように府県の経費だけでまかなわれておりますので、いわゆる谷間の大学と言われておるようでございますけれども、これに対して大臣はどんなふうにお考えになっていらっしやいますか。
○平田分科員 この料金のことでございますけれども、ただいまの御説明でちょっと私納得いたしかねますのは、この家庭経済の事情ということだけでは、私いろいろ保育所の経営上の問題がたくさんあると思うのです。たとえばおうちが四、五軒並んでいる、隣のうちの子供はただ、私のうちの子供は二百円、その隣りは四百円、ということになると、どうしてそこに差があるのだということも、これはほんとうに保育所を預っている人たち——
○平田分科員 ただいまのお話の保育料の基準はどういうふうにしてお定めになっていらっしゃるのでしょうか。保育料が非常に高いという声、それからもう一つは貧困家庭の子供たちを入れるにしても、ただいま御説明のように、いわゆる被生活保護者の家庭の子供は無料でこれを収容している。ところがそのすれすれのいわゆるボーダー・ライン層の子供たちの入所希望が非常に多いのですけれども、保育料が高過ぎるために、要するにお金が
○平田分科員 実は大臣に一番先に、保育所の根本的な改正をはかられるお考えがあるかどうかということをお伺いいたしたいと思ったのですけれども、お見えになっていらっしゃいませんので、児童局長さんにお伺いいたしたいと思います。私、初めて厚生関係の方に出て参りましたので、足らないところはどうか御親切にお答え願いたいと思います。 保育所ができましてから、もうかれこれ十年になります。経済的に恵まれない幼児のためにできた
○平田委員 山崎委員の質問に関連して一言申で上げたいと思います。女子職員の生理休暇のことでございますけれども、お医者さんの診断をというお話がございましたが、私の知っておる限りでは、生理休暇を申し出るというのはほんとうによくよくのことでございまして、大ていはみんながまんをして体操までしておるという実情でございます。いろいろなむずかしい規定をお作りになりますけれども、男子の方はどうも自分の奥さんを標準になさいまして
○平田委員 国の起源というものは、古ければ古いほど伝説的で真実を離れるわけでございます。それならそれでただ物語りめいたものとして、力み返らないで、むきにならないで祝うというのでしたら、今の進んだ感覚を持っておられる方々もあまり抵抗がないのじゃないか、そんなふうに考えます。 それからもう一つ心配されている点というのは、精神内容まで旧態依然としていわゆる民族伝統の精神を高揚するというのであってはどうかと
○平田委員 関連して大臣にお伺いしますが、ただいまのいわゆる建国を記念する祝日を持とうというふうに自民党の方ではお考えがまとまっておられるようでございますけれども、その建国記念日をどういう形でなさろうとしていらっしゃるのか、知っていらっしゃる限り承わりたいと思います。
○平田委員 東京の教育大学に付属の盲学校の教員養成所がございますね。あそこに私行ってみたことがございましたけれども、あそこの養成所を出た生徒、これは先生になるのでございますけれども、就職先にだいぶ困っているということをその際聞いて参りました。あそこは日本でただ一つでございましょう。それがどうしてそんなに就職先に困っているのかということでございます。それはどこの世界にもあることなのでございましょうけれども
○平田委員 私は実例を一つ申し上げますけれども、私の知っているある十万くらいの市に、一校二千名くらいの学校が五つございます。そこで先生が持て余した生徒を何とか集めてやろうという非常に奇特な先生が出られて、校長も了解され、市の方からも予算をとって、一年生から六年生まで十何名かを集めて一つの教室を作ったわけでございます。ところが、先生は熱意を持っていらっしゃいましたけれども、子供を扱う技術が必要なんです
○平田委員 加藤さんの御質問でたいてい尽きているように思いますけれども、私は特殊学級を作るにつきまして、一番根本的な問題は、それを導いていかれる先生の問題だろうと思いますが、きのう西原小学校でございますか、あすこで塩原という女の先生の話を伺ったのですが、自分一人ではとても困難で、疲れ切ってしまうというお話がございましたし、休むこともできないようになっているとしか思えないというようなことでございましたので
○平田委員 私は辻村事務官にお答え願いたいと思うのでございますが、問題の映画を見まして——問題の映画といいますのは、ただいまこの委員会で問題になったような、いわゆる不良と目されるような映画でございますが、その映画を見てその映画のまねをする、先ほど大臣がおっしゃいましたように、その映画そのままをまねするような子供が出るということは大へん心配だという御意見でございました。いわゆる問題の映画と問題児といったようなことにつきまして